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12月25日、07:30現在での地震の起こり方について

12月25日、07:30現在での地震の起こり方について: 北米大陸西岸、カナダバンクーバーの沖合でM6地震が2件発生しました。日本時間24日05:00~06:00頃です。この付近では、EMSCで見ると、UTCで12月23日19:44から24日06:00(日本時間の24日01:44から15:00)までにM5.2、M5.7、M6.0、M6.0、M4.7、M4.3と6件のM4以上地震が発生しています。この後も、この付近ではM4規模が続発しています。なお、この地域では今月7月にもM6.2の地震が発生しています。 更に、南米でUTC24日16:43(日本時間25日01:43)にM6、震源深さ559キロ、19:03(日本時間25日04:43)にもM6、震源深さ5キロが発生しています。 東太平洋海嶺の活動が一時的に特に活発化している為だと思われますが、この海嶺の東側で4件のM6が連続して起こったため、この海嶺の西側である日本付近でもM6程度の地震が数日中には発生していくものと思われます。海嶺からの距離がある分、沈み込みが遅れるため、この数日中にある程度大きな地震が起こると考えるべきだと思います。 12月24日 09時11分頃、相模湾、M1.9、最大震度1 の地震が発生しましたが、伊豆半島の東側の根元での発生です。前回、伊豆半島の東側根元付近で発生した地震は2018年7月6日のもので、翌日7月7日には千葉県東方沖M6が発生しています。房総半島の中間部の沿岸で起こったものであり、犬吠埼付近のものではありません。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」で北海道付近のドットの分布が変化しています。通常、北海道の南東沖に比較的深い地震を表すドットが3から4個程度分布するのですが、今朝は北西沖に並んでいます。しかも、比較的浅い地震です。この変化がどういったことを意味しているのか、自分にははっきりしません。 今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値は増加傾向です。特に、03:00と07:00で見た時に、「日本全国広域」で20、「西日本」で22も増加していて、かなり増加のペースが早いと思えます。ただし、昨日から見ると、昨日06:30の値がそれぞれ、242、071であり、今朝07:00が284、103なので、昨日から見た増加幅はあまり大きくはありません。 「最新7日間」では、「福島県」、「茨城県」が比較的大きな減少傾向であり、「千葉県」は微減です。

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