2020年2月15日 20:30現在の地震の起こり方について:
今晩のHi-net自動処理震源マップのN=の値で、多少気になる変化が出ています。
「最新24時間」での変化は大きくなく、「最新7日間」での変動です。
昨日18:15と今晩02月15日19:00現在での比較:
「最新24時間」:
「日本全国広域」:278→290(増加12)
「日本全国拡大」:272→288(増加16)
「北海道」 :016→018(増加02)
「東日本」 :155→177(増加22)
「本州中部」 :099→110(増加11)
「西日本」 :107→100(減少07)
「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「栃木県」:485→469(減少16)
「群馬県」:228→213(減少15)
「京都府」:134→117(減少17)
「大阪府」:306→266(減少40)
「兵庫県」:218→194(減少22)
「奈良県」:294→259(減少35)
「和歌山県」:196→171(減少25)
「徳島県」:149→128(減少21)
問題は、「京都府」から「徳島県」です。この6地域の内、「京都府」を除いた5地域は今朝の記事でも15以上の減少があったのですが、今晩の減少幅が今朝の減少幅よりも大きくなっています。かなり急激に減少が起こっていて、奈良県付近での比較的大きな地震が24時間以内程度で起こる可能性が高いと思います。または、中央構造線の付近で関東から四国付近までのどこかです。なお、311大地震の前回版である869年貞観地震の時には、熊本地震が起こり、ほぼ同時に奈良県での地震が起こったとされています。
このようなことを書くと神経質だと思われるかも知れませんが、日本の地震の起こり方は昨年3月から非常におかしくなっていて、そういった異常状態が既に1年近く継続しているため、相当に大きな地震が起こりつつあると思えるのです。しかもそれは、単発の大地震ではなく、日本列島全体がM5からM6以上地震が毎月内陸部で起こるようになるというような、社会の在り方を非常に大きく変えてしまうような変化が起こりつつある可能性が高いからです。
例えば、次のような異常があります。
2月15日(土)20:00現在で、最新の震度1以上の地震は昨日の21時11分ごろの宮崎県南部山沿いのM2.4です。
震度1以上地震の発生数がこの2月はかなり少なく、一日で2件以下の日が2月14日までで8日間もあります。つまり、半分以上で2件以内なのです。2月はこのペースで行くと、月間で15回程度になってしまいます。1月は6日間しかなく、急激に地震数の減少が起こっています。このような地震数の急激な減少は大きな地震の前兆である場合が多いのです。311大地震の前にも、2016年の熊本地震の前にも起こっていました。
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