2020年2月19日 08:00現在の地震の起こり方について:
Hi-net自動処理震源マップのN=の値の変化が大きいです。
昨日04:45と今朝の06:45での比較
「最新24時間」:
「日本全国広域」:254→285(増加31)
「日本全国拡大」:253→274(増加21)
「北海道」 :008→013(増加05)
「東日本」 :173→180(増加07)
「本州中部」 :083→105(増加22)
「西日本」 :080→088(増加08)
全体的に変動が小さいです。また、全ての区画で増加です。全体の変動傾向が同じであるため、地域間のねじれがなく、陸域での大きな地震が、明朝までに起こる可能性はかなり小さいと思えます。
「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「岩手県」:191→176(減少15)
「福島県」:389→370(減少19)
「群馬県」:219→202(減少17)
「千葉県」:247→270(増加23)
「東京都」:118→138(増加20)
「長野県」:288→268(減少20)
「岐阜県」:305→289(減少16)
「静岡県」:281→258(減少23)
「愛知県」:283→265(減少18)
「大阪府」:268→237(減少31)
「兵庫県」:192→165(減少27)
「奈良県」:257→226(減少31)
「徳島県」:146→127(減少19)
「福岡県」:190→171(減少19)
「佐賀県」:194→173(減少21)
「熊本県」:310→254(減少56)
「大分県」:282→246(減少36)
「宮崎県」:371→311(減少60)
「鹿児島県」:283→243(減少40)
「沖縄県」:133→107(減少26)
「千葉県」及び「東京都」が増加ですが、その他の18地域で減少です。減少の多くは西日本であり、九州・沖縄では「長崎県」を除いて15以上の減少となっています。「長崎県」も減少11であり、日本全国のほとんどの地域で減少です。増加は「千葉県」と「東京都」に近い「埼玉県」増加3のみです。
このような変動について、疑問に思うのは、「最新24時間」では全てが増加であるのに、「最新7日間」ではほぼ全地域が減少であることです。このことが起こり得るのは期間が異なるからで、「最新24時間」での期間から外れた部分が大きな減少で、「最新7日間」の方は、大きな増加である場合だと思います。
「最新7日間」からの変動から、関東付近の海域での大きな地震がかなり切迫していると思えます。伊豆・小笠原海溝付近での地震が起こりつつあり、そのため、九州・沖縄で比較的大きな減少が起こっているのではないかと思います。
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