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2020年2月27日の地震の起こり方

2020年2月27日 09:00現在の地震の起こり方について: 関東地方の地震の起こり方がかなり変化してきています。 1.この2月は、千葉県東方沖地震が既に2件発生しています。2019年1月以降の千葉県東方沖地震の月別推移は次の通りです。 2020年02月20日 15時33分頃 千葉県東方沖 3.0 2 2020年02月26日 19時12分頃 千葉県東方沖 3.0 2 2019年:千葉県東方沖 01月:2件 02月:2件 03月:5件 04月:2件 05月:2件 06月:2件 07月:9件 08月:0件 09月:2件 10月:1件 11月:0件 12月:0件 2020年 01月:3件 02月:2件 昨年末の2か月間は0件で、今年になってからの2か月間で5件であり、多発傾向が戻ってきています。 2.房総半島南方沖地震がこの2月は2件発生しています。 2020年02月24日 02時29分頃 房総半島南東沖 4.3 1 2020年02月27日 02時27分頃 房総半島南方沖 3.6 1 房総半島南方沖は、比較的珍しい地震で、気象庁の震度データベースで調べると 2016年:2件 2017年:1件 2018年:1件 2019年:0件 と言った推移です。注目は、311大地震前の2011年2月に2件発生している点です。このことは、例えば日本気象協会の地震情報でも確認できます。 2011年02月20日 00時32分頃 房総半島南方沖 M4.3 最大震度1 2011年02月26日 04時12分頃 房総半島南方沖 M5.2 最大震度3 この2011年2月には千葉県東方沖も2件発生しています。 2011年02月16日 10時30分頃 千葉県東方沖 M4.1 最大震度2 2011年02月16日 15時17分頃 千葉県東方沖 M3.8 最大震度2 この2月と311前の2月では、千葉県東方沖も武相半島南方沖も、マグニチュードがかなり異なり、311前の方が格段に大きいため、関東の東方沖でのプレート境界型のM8が1か月と言った短期で切迫しているとは思えません。しかし、東京湾北部と言った内陸のM6からM7地震はいつ起こっても不思議ではなく、このような地震について警戒するべきだと思います。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」は全ての地域で減少です。しかし、減少幅はあまり大きいとは言えず、そのため、内陸部でのM6以上地震が明朝までに起こるとは思えません。ただ、沿岸部などで、M5程度の地震は起こりやすい状況だと思います。 また、「最新7日間」での「鹿児島県」や「沖縄県」が比較的大きな減少ですから、伊豆・小笠原海溝付近での比較的大きな地震が起こりやすくなっていると思います。 昨日07:30と今朝の06:30での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:288→249(減少39) 「日本全国拡大」:276→248(減少28) 「北海道」   :017→014(減少03) 「東日本」   :173→154(減少19) 「本州中部」  :110→103(減少07) 「西日本」   :101→091(減少10) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「福島県」:447→428(減少19) 「栃木県」:440→415(減少25) 「広島県」:110→137(増加27) 「鹿児島県」:371→344(減少27) 「沖縄県」:170→151(減少19)

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