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執筆者の写真taked65

2020年3月21日の地震の起こり方

2020年3月21日 08:30現在の地震の起こり方について: アフリカ東部にある大地溝帯の最北部、紅海に隣接する地域をアファール低地帯というそうです。大昔に非常に大規模な噴火活動があったとされています。現在も地震・噴火活動が活発で、地下からマグマが上昇してきて、比較的浅い地殻にマグマが貫入することが2000年以降も数十回程度発生しているということです。ここが大きく動くと、サウジアラビアやイラクの大油田地帯の地殻が変形し、石油の採掘量に影響を与える可能性があります。 九州地方の地震、南西諸島での地震が継続しています。 2020年03月17日 17時52分頃 トカラ列島近海 M3.1 最大震度3 2020年03月17日 18時23分頃 トカラ列島近海 M2.5 最大震度2 2020年03月18日 08時25分頃 トカラ列島近海 M1.8 最大震度1 2020年03月20日 03時22分頃 種子島近海 M3.2 最大震度1 2020年03月21日 04時47分頃 種子島近海 M3.4 最大震度1 今朝3月21日の東日本太平洋沿岸部のHi-net自動処理震源マップの「最新7日間」のN=の値、「東京都」が減少21です。「福島県」、「茨城県」は今朝も増加傾向が継続していますが、「千葉県」は増加01ですから、ほぼ増加傾向が止まりつつあります。今後、「福島県」や「茨城県」が前日から見て減少20を超えて減少傾向を2日間以上継続するようになると、関東の沿岸部でかなり大きな地震が切迫していることになると思います。 「福島県」06:00頃の値 3月12日:279 3月13日:277 3月14日:265 3月15日:279 3月16日:286 3月17日:315 3月18日:322 3月19日:350 3月20日:356 3月21日:364 「茨城県」06:00頃の値 3月12日:402 3月13日:409 3月14日:396 3月15日:413 3月16日:419 3月17日:465 3月18日:484 3月19日:519 3月20日:527 3月21日:533 「千葉県」06:00頃の値 3月12日:174 3月13日:186 3月14日:192 3月15日:205 3月16日:212 3月17日:228 3月18日:247 3月19日:256 3月20日:264 3月21日:265 「東京都」06:00頃の値 3月12日:095 3月13日:095 3月14日:103 3月15日:110 3月16日:128 3月17日:154 3月18日:157 3月19日:155 3月20日:147 3月21日:126 「埼玉県」06:00頃の値 3月12日:246 3月13日:242 3月14日:234 3月15日:236 3月16日:296 3月17日:346 3月18日:369 3月19日:380 3月20日:372 3月21日:368 今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の変動幅は大変に小さいです。ただ、「日本全国広域」が250よりも小さいため、比較的内陸部でM5程度の地震が起こり易いと思います。 「最新7日間」では、「宮崎県」減少170が最大の変動幅でした。九州の各地域での減少が目立ちますが、九州の本土での大きな地震が切迫しているわけではなく、伊豆・小笠原海溝からの西向き圧力の減少に対応していると思います。そろそろ、「宮崎県」などの値も平常値に近いところまで戻ってきているため、今後、この減少傾向が継続し、平常値を越えて減少すると、北緯33度付近などでの伊豆・小笠原海溝付近でのかなり大きな地震が起こると思えます。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日04:45と本日05:00での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:271→247(減少24) 「日本全国拡大」:269→245(減少24) 「北海道」   :011→013(増加02) 「東日本」   :169→168(減少01) 「本州中部」  :105→102(減少03) 「西日本」   :099→083(減少16) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「東京都」:147→126(減少21) 「富山県」:341→290(減少51) 「石川県」:192→134(減少58) 「滋賀県」:154→175(増加21) 「和歌山県」:187→167(減少20) 「福岡県」:280→208(減少72) 「佐賀県」:264→187(減少77) 「熊本県」:384→293(減少91) 「大分県」:469→316(減少153) 「宮崎県」:540→370(減少170) 「鹿児島県」:294→265(減少29)

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