2020年3月29日 07:10現在の地震の起こり方について: 昨日3月28日も、一昨日と同じく、伊豆・小笠原海溝付近である新島・神津島近海で最大震度1の地震が発生しました。これで、今朝3月29日06:30現在で、この3月は、震度1以上を観測した地震が伊豆・小笠原海溝付近で9件になりました。明確に多発です。この3月で見ると、関東地方の震度1以上の地震数に対して、3月28日現在で43%にもなります。繰り返しますが、この3月は、関東地方で起こった震度1以上地震の内、伊豆・小笠原地方で起こった地震が21件中9件もあり、その割合は43%です。非常に伊豆・小笠原で多発しています。 「福島県」06:00頃の値 3月23日:360 3月24日:353 3月25日:352 3月26日:348 3月27日:340 3月28日:344 3月29日:343 「茨城県」06:00頃の値 3月23日:543 3月24日:514 3月25日:520 3月26日:504 3月27日:505 3月28日:513 3月29日:490 「千葉県」06:00頃の値 3月23日:260 3月24日:243 3月25日:251 3月26日:232 3月27日:229 3月28日:248 3月29日:236 「東京都」06:00頃の値 3月23日:117 3月24日:098 3月25日:116 3月26日:111 3月27日:118 3月28日:125 3月29日:115 「埼玉県」06:00頃の値 3月23日:269 3月24日:243 3月25日:238 3月26日:211 3月27日:219 3月28日:233 3月29日:221 今朝は、上にあるように、関東地方の「最新7日間」の変動は全て減少です。減少幅はあまり大きくないため、内陸部でM5以上が起こるとは思えませんが、沿岸部ではM5程度が起こり得ます。 今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の変動幅は全て増加でした。しかも、「東日本」増加04と「東日本」の変動幅が全体で最少のものでした。比較的珍しい減少です。 「最新7日間」での変動幅15以上は全て減少で、10地域もありました。関東から中部で8地域です。最大減少幅は「長野県」の35でした。また、「鹿児島県」も減少34で比較的大きな減少です。関東から中部、及び南西諸島付近で比較的大きな地震が起こり易くなっていると思います。関東地方の茨城県や千葉県の沿岸部などは比較的M5程度の地震が起こり易いはずです。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日04:45と本日04:30での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:223→253(増加30) 「日本全国拡大」:220→251(増加31) 「北海道」 :009→016(増加07) 「東日本」 :148→152(増加04) 「本州中部」 :082→119(増加37) 「西日本」 :074→102(増加28) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「茨城県」:513→490(減少23) 「栃木県」:370→350(減少20) 「富山県」:251→229(減少22) 「山梨県」:255→232(減少23) 「長野県」:293→258(減少35) 「岐阜県」:273→256(減少17) 「静岡県」:250→231(減少19) 「愛知県」:254→233(減少21) 「鹿児島県」:351→317(減少34) 「沖縄県」:142→119(減少23)
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