2020年3月30日 10:50現在の地震の起こり方について: 1988年以来、32年ぶりに3月下旬に都心で雪が降ったということです。気象庁の震度データベースで見ると、1988年の3月から12月までに最大震度4以上の地震が11件発生していて、その内8件が関東地方の地震です。マグニチュード最大はM5.8ですから、あまり大きな地震ではないですが、関東多発の傾向があるのは明確です。 前年である1987年と翌年である1989年では、 1987年:13件中3件のみが関東 1989年:9件中静岡県を入れると8件が関東 となっていて、1988年が転換点になっているように見えます。 背景にあるのは、太平洋プレートの動きの活発化ではないでしょうか? 「福島県」06:00頃の値 3月23日:360 3月24日:353 3月25日:352 3月26日:348 3月27日:340 3月28日:344 3月29日:343 3月30日:355 「茨城県」06:00頃の値 3月23日:543 3月24日:514 3月25日:520 3月26日:504 3月27日:505 3月28日:513 3月29日:490 3月30日:511 「千葉県」06:00頃の値 3月23日:260 3月24日:243 3月25日:251 3月26日:232 3月27日:229 3月28日:248 3月29日:236 3月30日:237 「東京都」06:00頃の値 3月23日:117 3月24日:098 3月25日:116 3月26日:111 3月27日:118 3月28日:125 3月29日:115 3月30日:135 「埼玉県」06:00頃の値 3月23日:269 3月24日:243 3月25日:238 3月26日:211 3月27日:219 3月28日:233 3月29日:221 3月30日:229 上にあるように、関東地方の「最新7日間」の変動は全て増加です。増加幅のは最大は「東京都」の20で、はあまり大きくはありません。そのため、関東付近で明朝までにM5以上が起こるとは思えませんが、沿岸部ではM5程度が起こり得ます。特に、茨城県や福島県南部での沿岸部、沖合はかなり可能性が高いと思います。 今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の変動幅は、基本的に増加でした。「西日本」減少05があるだけで、他は全て増加です。この意味で、普通なら大きな地震が起こる可能性は小さいと言うべきですが、昨日の「東日本」増加04と今朝の「東日本」増加44であり、二日間連続して増加が続いていますので、東日本での地震が起こり易くなっていると思います。 「最新7日間」では、多少大きな変動が出ています。「宮崎県」減少63で、日向灘の南部や伊豆諸島付近でM5以上地震が起こり易くなっていると思います。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日04:30と本日05:30での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:253→312(増加59) 「日本全国拡大」:251→303(増加52) 「北海道」 :016→020(増加04) 「東日本」 :152→196(増加44) 「本州中部」 :119→133(増加14) 「西日本」 :102→097(減少05) 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「茨城県」:490→511(増加21) 「栃木県」:350→367(増加17) 「東京都」:115→135(増加20) 「愛知県」:233→217(減少16) 「大分県」:256→236(減少20) 「宮崎県」:360→297(減少63) 「鹿児島県」:317→283(減少34)
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