top of page
検索
執筆者の写真taked65

2020年4月29日の地震の起こり方

2020年4月29日 09:15現在の地震の起こり方について: EMSCで表示される地球全体のM4以上地震の発生数は、昨夜ごろから通常の数30程度に戻りました。しかし、数日はM7程度が起こる可能性があると思います。 日別の長野県中部地震の数: 4月22日:05件 4月23日:16件 4月24日:10件 4月25日:08件 4月26日:14件 4月27日:06件 4月28日:03件 以上のように、昨日は3件で、Mも3以下でした。 長野県の新聞に1998年の群発が今回の長野県中部地震とほぼ同じ震源域で起こっていたというものがあります。この時の群発は、1998年8月22日の長野県中部M4.6 がきっかけて、その後今回以上の群発地震になっています。 また、小笠原諸島西方沖地震も起こっていて、8月20日、M7.1という大きなものが起こっていました。 更に、東京湾での地震が8月29日、M5.3、最大震度4とか、11月8日にM4.7、最大震度4が発生しています。 この時の東京湾での地震はほぼ被害がないものであったはずですが、重要なことは長野県中部と東京湾の地震が連動しやすいことです。311以降である現在は、関東平野にかかる太平洋プレートの圧力は311前に比べてずっと大きいため、M5をかなり大きく超える地震が起こっても不思議ではないのです。 長野県中部地震 2020年04月23日 13時44分頃 長野県中部 M5.5 最大震度4 が発生した4月23日以降の長野県中部での震度1以上地震の地震数と、日本全体でのそれを一覧表。 *長野県中部:長野県中部を除いた全国 04月23日:16:05 04月24日:10:06 04月25日:08:03 04月26日:14:12 04月27日:06:02 04月28日:03:07 長野県中部以外の地震が多くなりました。そのため、今回の地震の本震であったM5.5以上の地震が、長野県中部で再度発生する可能性はほぼ無くなったはずです。 上の表から、昨日27日は震度1以上地震の減少が起こっていたことが分かります。地震数減少があると、その翌日は多発する傾向があります。 「福島県」06:00頃の値 4月23日:268 4月24日:266 4月25日:257 4月26日:280 4月27日:279 4月28日:285 4月29日:302 「茨城県」06:00頃の値 4月23日:415 4月24日:451 4月25日:456 4月26日:530 4月27日:574 4月28日:575 4月29日:596 「千葉県」06:00頃の値 4月23日:224 4月24日:254 4月25日:267 4月26日:322 4月27日:365 4月28日:366 4月29日:363 「東京都」06:00頃の値 4月23日:135 4月24日:174 4月25日:183 4月26日:229 4月27日:237 4月28日:243 4月29日:227 「埼玉県」06:00頃の値 4月23日:196 4月24日:177 4月25日:162 4月26日:188 4月27日:204 4月28日:201 4月29日:205 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日05:45と本日05:45での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:738→525(減少213) 「日本全国拡大」:731→518(減少213) 「北海道」   :014→014(増減なし) 「東日本」   :641→430(減少211) 「本州中部」  :574→360(減少214) 「西日本」   :079→086(増加07) 「最新24時間」の全ての地域で減少です。かなり大きな減少ですが、「東日本」、「本州中部」の減少はほぼ全てが長野県中部での微小地震の減少です。そのことは、「最新7日間」の「長野県」のN=の値が減少していることから言えると思います。 長野県」、「最新7日間」の増加幅の変動 ==========05:45の値=前日との差(「前日との差」の値の変動値) 4月24日:1064=0567 4月25日:2395=1331(+764) 4月26日:3651=1256(ー75) 4月27日:4843=1192(ー64) 4月28日:6401=1558(+366) 4月29日:7260=0859(+699) 上にあるように、前日との差がやっと1000未満になりました。しかも、「前日との差」の値の変動値が昨日の2倍程度になっているため、急速に微小地震が減少していることが分かります。 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「福島県」:285→302(増加17) 「茨城県」:575→596(増加21) 「東京都」:243→227(減少16) 「富山県」:6345→7206(増加861) 「石川県」:6215→7076(増加861) 「山梨県」:1232→1361(増加129) 「長野県」:6401→7260(増加859) 「岐阜県」:6386→7247(増加861) 「佐賀県」:159→181(増加22) 「熊本県」:235→251(増加16) 「大分県」:266→288(増加22) 「宮崎県」:267→285(増加18) 「鹿児島県」:252→288(増加36) 「沖縄県」:267→288(増加21) 「東京都」のみが減少です。伊豆・小笠原海溝付近での地震発生の可能性があると思います。それ以外では、明朝までに内陸部でM5以上の地震が起こる可能性はほぼないと思います。茨城県沖、または千葉県東方沖で比較的大きい地震が起こる可能性があると思います。根拠はこれ等の地域での地震発生が減少し、東北の太平洋沖での地震がこの数日で起こってきているからです。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023年2月2日、東日本での微小地震減少等

1月29日に発生した神奈川県西部の深発地震の影響: 1月29日21:20、神奈川県西部で震源深さ約150km、マグニチュード4.8が発生。気象庁の震度データベースで調べると、神奈川県西部で震源深さ150㎞よりも深い地震では最大のマグニチュードであった。このデータベースは19...

大地震の可能性について

大地震の可能性について あくまで可能性ですが、二つの異常値が出ていて、大きな地震が関東付近で切迫している可能性が高いです。 Hi net 自動処理震源マップの最新24時間、日本全国広域の N =の値が今朝05:45で227、東日本が138でした。07:15ではそれぞれ226...

アメリカの今後の政局

今後のアメリカの政局 ナンシーペロシ議員の再戦が既に決まっている。そのため民主党によるトランプ前大統領に対する弾劾が行われていくはず。 結果的に トランプさんが例えば刑務所へ収容されるようなことになれば、それを不満に思う共和党支持者がかなり多く出てくるはず。...

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page