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2020年5月2日の地震の起こり方重要

2020年5月2日 07:35現在の地震の起こり方について: Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値でかなり大きな減少が起こっています。 日別の長野県中部地震の数: 4月22日:05件 4月23日:16件 4月24日:10件 4月25日:08件 4月26日:14件 4月27日:06件 4月28日:03件 4月29日:01件 4月30日:02件 5月01日:00件 ほぼ長野県中部の余震が収まったと思えますが、岐阜県での震度1以上地震が起こっています。また、震度1以上の地震の発生が5月1日05時06分頃の岐阜県飛騨地方以降、今朝5月2日07:00現在でも止まったままです。このことから、比較的大きな地震が起こりつつある可能性があります。 「福島県」06:00頃の値 4月26日:280 4月27日:279(前日との差:減少01) 4月28日:285(前日との差:増加06) 4月29日:302(前日との差:増加17) 4月30日:315(前日との差:増加13) 5月01日:304(前日との差:減少11) 5月02日:328(前日との差:増加24) 「茨城県」06:00頃の値 4月26日:530 4月27日:574(前日との差:増加44) 4月28日:575(前日との差:増加01) 4月29日:596(前日との差:増加21) 4月30日:615(前日との差:増加19) 5月01日:526(前日との差:減少89) 5月02日:516(前日との差:減少10) 「千葉県」06:00頃の値 4月26日:322 4月27日:365 4月28日:366 4月29日:363 4月30日:372 5月01日:297 5月02日:274 「東京都」06:00頃の値 4月26日:229 4月27日:237 4月28日:243 4月29日:227 4月30日:224 5月01日:147 5月02日:135 「埼玉県」06:00頃の値 4月26日:188 4月27日:204 4月28日:201 4月29日:205 4月30日:206 5月01日:215 5月02日:225 「福島県」の変動幅がこの6日間では今朝の変動が最大です。また、隣接した「茨城県」とは変動の方向が逆であり、この付近、つまり福島県と茨城県の県境あたりので地震が起こりやすくなっています。 Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日06:00と本日05:45での比較 「最新24時間」: 「日本全国広域」:521→405(減少116) 「日本全国拡大」:515→402(減少113) 「北海道」   :005→011(増加06) 「東日本」   :435→333(減少102) 「本州中部」  :397→268(減少129) 「西日本」   :090→068(減少22) 「最新24時間」の「東日本」や「本州中部」の減少幅が100以上であり、本州付近での相当に大きな地震が明朝までに起こる可能性が高いです。昨日は、「東日本」増加56、「本州中部」増加46であったわけで、それを考えると、今朝の減少100以上への変化はその変動幅が非常に大きいことが分かります。この意味でも、今後24時間から48時間程度で内陸又は海域で相当に大きな地震が本州付近で起こると思われます。 H-net自動処理震源マップの「最新24時間」、「日本全国広域」を見ると、青森県の西方沖に震源深さの浅いM3程度の大きさの地震を示すドットが二つあり、そのため、浦河沖あたりでの比較的大きな地震が起こりやすくなっていると思えます。また、「最新7日間」を見ると、和歌山県から愛知県の30キロほど沖合に震源深さが30キロ程度のM2程度の大きさの地震を示すドットが5個東西方向に並んでいます。このため、同じ緯度でより東側の伊豆半島南方沖や八丈島近海などで地震が起こりやすいと思います。 「長野県」、「最新7日間」の増加幅の変動 ==========05:45頃の値=前日との差(「前日との差」の値の変動値) 4月24日:1064=0567 4月25日:2395=1331(+764) 4月26日:3651=1256(ー75) 4月27日:4843=1192(ー64) 4月28日:6401=1558(+366) 4月29日:7260=0859(ー699) 4月30日:7977=0717(ー142) 5月01日:6836=1141(+424) 5月02日:6132=0704(ー437) 「長野県」での変動幅は昨日から見て半分程度になっています。 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「福島県」:304→328(増加24) 「千葉県」:297→274(減少23) 「富山県」:6787→6087(減少700) 「石川県」:6644→5928(減少716) 「山梨県」:1368→1296(減少72) 「長野県」:6836→6132(減少704) 「岐阜県」:6819→6113(減少706) 「熊本県」:272→289(増加17) 「千葉県」の減少23が気がかりですが、千葉県の内陸での地震が切迫しているかどうかははっきりしません。減少23はあまり大きな値ではないからです。 昨日に引き続き、中央構造線の北側での微小地震増加が起こっています。この意味からも、北関東から北海道付近での比較的大きな地震が起こりやすくなっています。

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