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2020年6月6日の地震の起こり方

2020年6月06日 08:00現在の地震の起こり方について: 昨日6月5日は震度1以上地震の発生がありませんでした。2月15日以来です。その前は2月3日でした。 地震発生がないとその後に大きな地震が起こる傾向があります。 *日別の岐阜県飛騨地方+長野県中部地震の数: 5月30日:05件(3日間移動合計:14件) 5月31日:01件(3日間移動合計:15件) 6月01日:02件(3日間移動合計:08件) 6月02日:00件(3日間移動合計:03件) 6月03日:01件(3日間移動合計:03件) 6月04日:01件(3日間移動合計:02件) 6月05日:00件(3日間移動合計:02件) 中部地方での震度1以上地震の発生がない日がこれで6日間続きました。4月23日にM5地震が長野県中部で発生して以来、このように長期にわたり震度1以上地震の発生がないときはありませんでした。日本列島全体に対する太平洋プレートの沈み込み活動は継続しているため、日本海溝から本州の沿岸部までの地域にある大きな固着域に太平洋プレートの西向き圧力がかかってしまっていると思われます。伊豆・小笠原諸島でのM7以上地震の発生があると、関東から九州の沿岸部で津波被害の可能性があります。 「福島県」06:00頃の値 5月31日:346(前日との差:増加01) 6月01日:328(前日との差:減少18) 6月02日:343(前日との差:増加15) 6月03日:353(前日との差:増加10) 6月04日:351(前日との差:減少02) 6月05日:348(前日との差:減少03) 6月06日:347(前日との差:減少01) 「茨城県」06:00頃の値 5月31日:562(前日との差:増加07) 6月01日:542(前日との差:減少20) 6月02日:547(前日との差:増加05) 6月03日:545(前日との差:減少02) 6月04日:539(前日との差:減少06) 6月05日:539(前日との差:増減なし) 6月06日:535(前日との差:減少04) 「千葉県」06:00頃の値 5月31日:289(前日との差:増加05) 6月01日:291(前日との差:増加02) 6月02日:289(前日との差:減少02) 6月03日:283(前日との差:減少06) 6月04日:287(前日との差:増加04) 6月05日:284(前日との差:減少03) 6月06日:281(前日との差:減少03) 「東京都」06:00頃の値 5月31日:160(前日との差:増減なし) 6月01日:150(前日との差:減少10) 6月02日:143(前日との差:減少07) 6月03日:143(前日との差:増減なし) 6月04日:157(前日との差:増加14) 6月05日:153(前日との差:減少04) 6月06日:165(前日との差:増加12) 「埼玉県」06:00頃の値 5月31日:286(前日との差:減少28) 6月01日:263(前日との差:減少23) 6月02日:248(前日との差:減少15) 6月03日:259(前日との差:増加11) 6月04日:264(前日との差:増加05) 6月05日:266(前日との差:増加02) 6月06日:252(前日との差:減少14) Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値: 昨日05:45→本日05:45での比較 「最新24時間」:ーーーーーーーー(本日の変化:昨日の変化:一昨日の変化) 「日本全国広域」:407→352(減少055:減少088:増加133) 「日本全国拡大」:407→350(減少057:減少083:増加133) 「北海道」   :015→016(増加001:減少004:増加010) 「東日本」   :300→245(減少055:減少067:増加092) 「本州中部」  :232→208(減少024:増加006:増加103) 「西日本」   :109→095(減少014:減少006:増加031) 「東日本」減少55に対し、「本州中部」減少24で、「東日本」の減少幅が「本州中部」の2倍以上です。中部地方での微小地震の変動よりもそれ以外の地域での変動の方が大きいため、比較的大きな地震が起こりやすいと思います。 「長野県」、「最新7日間」の増加幅の変動 ==========05:45頃の値=前日との差(「前日との差」の値の変動値) 5月30日:2513=0112(+21) 5月31日:3191=0678(+566)十勝沖5.8 6月01日:4079=0888(+210)茨城県北部5.3、薩摩半島西方沖4.3、日向灘4.0 6月02日:4417=0338(ー550) 6月03日:4492=0075(ー263)福島県沖4.9、沖縄本島北西沖4.6、岩手県沖4.1・4.0 6月04日:4624=0132(+57)沖縄本島北西沖4.6、茨城県沖4.7、父島近海5.0 6月05日:4543=0081(ー51) 6月06日:3330=1213(+1132) 前回、「前日との差」の値の変動値が1000を超えたのは5月28日で、その時は岐阜県飛騨地方M5.2が発生しています。 「最新7日間」:15以上変動があった地域: 「青森県」:076→092(増加16) 「群馬県」:220→204(減少16) 「富山県」:4474→3290(減少1184) 「石川県」:4341→3139(減少1202) 「山梨県」:1056→939(減少117) 「長野県」:4543→3330(減少1213) 「岐阜県」:4583→3390(減少1193) 「宮崎県」:631→649(増加18) 「富山県」、「石川県」、「長野県」、「岐阜県」が減少1000以上です。このように1000を超える減少の時には数日中に日本国内でM5以上地震が起こる傾向が強いです。「青森県」が増加16で、東北北部から北海道での発生の可能性がありますし、関東での可能性も高いと思えます。また、岐阜県や長野県でのM5地震発生もあり得ます。

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