Hi net 自動処理震源マップの N =の値の減少
- taked65
- 2020年7月29日
- 読了時間: 3分
Hi-net自動処理震源マップのN=の値が大きく減少。東日本でかなり大きな地震発生の可能性。
本日7月29日07:30頃のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値がかなり小さくなっている。
「日本全国広域」:258
「日本全国拡大」:257
「北海道」 : 25
「東日本」 :162
「本州中部」 :105
「西日本」 : 78
長野県中部や岐阜県飛騨地方の群発地震が始まる前の4月18日の05:45の値は次のとおり。
「日本全国広域」:306
「日本全国拡大」:294
「北海道」 : 19
「東日本」 :189
「本州中部」 :132
「西日本」 : 98
問題は、震度1未満の微小地震が長野県中部や岐阜県飛騨地方では、未だに相当数起こっているのに、「日本全国広域」とか「東日本」の値がそれなりに減少していること。
長野県中部や岐阜県飛騨地方で微小地震が未だに相当数起こっていることは、Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」を見ると長野県中部や岐阜県飛騨地方のあたりにドットの塊が見えることで分かる。多分20個以上はある。
「最新24時間」でのN=の値の平常値は「日本全国広域」で300程度、「東日本」で200程度。これから見ると、「日本全国広域」も「東日本」も今朝の値は40から50程度減少している。
長野県中部や岐阜県飛騨地方での微小地震数を「最新7日間」の「長野県」、「岐阜県」のN=の値から見てみる。
7月29日の07:30
「長野県」:543
「岐阜県」:557
7月28日の07:45
「長野県」:674
「岐阜県」:677
上の推移から、24時間で120程度減少していることが分かる。この減少幅は比較的大きい。
長野県中部や岐阜県飛騨地方の群発地震が始まる前:
4月18日の05:45
「長野県」:603
「岐阜県」:588
4月19日の05:45
「長野県」:547
「岐阜県」:528
本日7月29日の値は上の4月19日とあまり変わらない。そのため、群発地震が起こる前の状態に戻ったという見方が一応可能だ。しかし、昨日7月28日に長野県中部M2.9、最大震度1、ごく浅い地震が起こっている。
更に、そもそも論だが、長野県中部や岐阜県飛騨地方の地震は日本海溝からの太平洋プレートの西向き圧力で起こっている。311大地震で宮城県牡鹿半島沖が50m程度大きく滑ったことから、その南北の両隣では太平洋プレートの西向き圧力がどんどんと大きくなってきている。そのため、長野県や岐阜県の地震は今後も継続して多発状態が続くはずだ。この意味で、群発地震が起こる前の状態に戻ったと考えることはあまり楽観的だと思う。それよりも、大きな地震発生の直前の微小地震発生停止が起こっていると考えるのが正しいと思える。
なお、EMSCのLatest earthquakes の View map で最新24時間~最新3時間のマップを見ると、11:00現在で日本の関東付近にM3からM4程度の深さが150キロ程度から浅いものまでの地震を表すドットが3個あり、日本列島全体では5個ある。同じく、最新48時間~最新24時間のマップでは日本列島全体で5個あり、かなり多発状況になっている。
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