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執筆者の写真taked65

Hi net 自動処理震源マップの微小受信数が大きく減少

Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」で大きな減少!

一昨日5月16日の朝の値に比べて、昨日17日及び今朝18日のN=の値(震度1以上を含めた、震度を感じない微小地震の数)がかなり大きく減少しています。最近の千葉県地震の頻発から考えて、関東付近での大きな地震、特に東京湾北部とか千葉県北西部あたりの地震の可能性があります。

Hi-net自動処理震源マップ「最新24時間」
=======16日→17日→18日(07:15頃の値)
日本全国広域:319→259→227(16日から減少092)
日本全国拡大:319→255→220(16日から減少099)
北海道   :015→029→013(16日から減少002)
東日本   :226→167→139(16日から減少087)
本州中部  :122→090→083(16日から減少039)
西日本   :088→075→071(16日から減少017)

最近の平常値は16日の値です。そのため、今朝18日の値は日本全国広域で100程度の減少であり、その大部分が東日本の減少であることが分かります。そのため、東日本でのかなり大きな地震が数日中に起こる可能性が高いです。
なお、2月13日の福島県沖M7の時も、前日の朝から見てある程度大きな減少(「日本全国広域」で30程度の減少)がありました。但し、この時は1月半ばからかなりN=の値が減少する状況が一月程度続き、その後、福島県沖や宮城県沖でM7クラスの連続になったのです。

なお、夕方の値(19:15)も減少しています。5月16日から見て、昨夜17日の値は次のようでした。

Hi-net自動処理震源マップ「最新24時間」
=======16日→17日(19:15頃の値)
日本全国広域:313→225(減少88)
日本全国拡大:309→224(減少85)
北海道   :021→025(増加04)
東日本   :214→128(減少86)
本州中部  :113→086(減少27)
西日本   :091→082(減少09)

今回、1月中旬の減少と同じく、直ぐには大きな地震が起こらず、N=の値が小さい状態が一ヵ月程度継続した後に大きな地震につながる可能性もあります。ただ、減少幅がかなり大きいため、比較的早い時期に大きな地震になる可能性が高いと思います。


今年になってからのM6以上の地震の前兆現象です。

2021年02月13日23時08分頃		福島県沖		M7.3	6強  
一ヵ月程度前から「日本全国広域」などのN=の値が平常値から見て50~80程度減少。

2021年03月20日18時09分頃		宮城県沖		M6.9	5強  
3月14日から「日本全国広域」などで平常値から50程度以上の増加が3日間継続し、同18日に平常値に戻ってから二日後に発生。

2021年03月27日07時02分頃		宮古島北西沖	M6.2	2  	
3月26日の朝と夕方の「西日本」のN=の値が、前日に比べて20程度増加。

2021年05月01日10時27分頃		宮城県沖		M6.8	5強 	  
5月1日の朝、「日本全国広域」及び「東日本」のN=の値がそれぞれ40程度減少。

2021年05月14日08時58分頃		福島県沖		M6.0	4 	  
特に変化なし。

上にあるように、M6.0程度では前兆として現れないことがあり、M7クラスではかなり大きな変動が出ます。
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