HI-net自動処理震源マップの「最新7日間」で非常に大きな増加。数日中にはM7以上が起こる可能性が大変に高い。
自分が見ることができるネットのデータが細工されたものである可能性もあるのですが、以下の様な異常が出ています。
昨日11月20日朝から今朝にかけて、Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値はあまり大きな変化はなく、「最新7日間」で大きな増加が出ています。
「最新24時間」昨日07:15=今朝06:15
「日本全国広域」249=248
「日本全国拡大」243=244
「北海道」 18= 11
「東日本」 158=164
「本州中部」 92=120
「西日本」 80= 87
「最新7日間」昨日07:15=今朝06:15
「日本全国広域」1862=3605
「日本全国拡大」1827=3434
「北海道」 108= 166
「東日本」 1135=1885
「本州中部」 743=1212
「西日本」 630=1097
上にあるように、「最新24時間」の変化は最大が「本州中部」の増加28で、これぐらいの変動は日常的に見られるものです。
しかし、「最新7日間」の変動は、「日本全国広域」で1800程度の増加、「東日本」で750の増加です。しかも、特にこの数日、大きな地震が起こったわけではありません。この4月から7月にかけて起こった長野県中部での連続地震のようなものが起こったわけではないのです。
以下に、大きな地域別の過去8日間の「最新7日間」のだいたい07:00頃の値の推移を示します。
「日本全国広域」「最新7日間」
11月21日:3605(前日から1743の増加)
11月20日:1862
11月19日:1839
11月18日:1987
11月17日:2122
11月16日:2492
11月15日:2769
11月14日:3063
「日本全国拡大」「最新7日間」
11月21日:3434(前日から1607の増加)
11月20日:1827
11月19日:1809
11月18日:1954
11月17日:2075
11月16日:2443
11月15日:2705
11月14日:2976
「北海道」「最新7日間」
11月21日: 166(前日から58の増加)
11月20日: 108
11月19日: 112
11月18日: 133
11月17日: 136
11月16日: 152
11月15日: 159
11月14日: 175
「東日本」「最新7日間」
11月21日:1885(前日から750の増加)
11月20日:1135
11月19日:1119
11月18日:1209
11月17日:1264
11月16日:1506
11月15日:1581
11月14日:1729
「本州中部」「最新7日間」
11月21日:1232(前日から489の増加)
11月20日: 743
11月19日: 762
11月18日: 808
11月17日: 848
11月16日:1001
11月15日:1096
11月14日:1207
「西日本」「最新7日間」
11月21日:1097(前日から467の増加)
11月20日: 630
11月19日: 625
11月18日: 665
11月17日: 717
11月16日: 801
11月15日: 937
11月14日:1032
上にあるように、今朝11月21日の値は11月14日の値とある程度同じです。しかし、「日本全国広域」で、今朝は前日から1743の増加のようにあまりに一日での変化幅が大きいのです。
「最新7日間」で変化が大きく、「最新24時間」であまり変化がないので、多分大きな変化が起こっているのは、比較的深い地震、または陸域ではなく沿岸部か海域での地震です。
「最新7日間」の県別の変動を見ると、昨日朝から今朝で減少したのは「北海道中部(北)」の18→16の減少02のみです。
「最新7日間」県別で最も増加幅の大きかったのは、
「鹿児島県」133→582(増加449)
です。
「鹿児島県」以外で100以上の増加があったのは、次の10地域です。
「茨城県」410→511(増加101)
「長野県」261→365(増加104)
「大阪府」114→281(増加167)
「兵庫県」 96→200(増加104)
「奈良県」108→257(増加149)
「和歌山県」53→184(増加131)
「徳島県」 62→165(増加103)
「熊本県」215→317(増加102)
「宮崎県」266→396(増加130)
「沖縄県」 35→168(増加133)
50以上100未満の増加は次の19地域です。
「岩手県」122→179(増加57)
「宮城県」 95→160(増加65)
「福島県」278→362(増加84)
「栃木県」301→376(増加75)
「群馬県」152→228(増加76)
「埼玉県」186→238(増加52)
「新潟県」 67→132(増加65)
「富山県」215→303(増加88)
「山梨県」223→287(増加64)
「岐阜県」229→324(増加95)
「静岡県」212→281(増加69)
「愛知県」192→262(増加70)
「三重県」 90→152(増加60)
「滋賀県」 99→163(増加64)
「京都府」 71→132(増加61)
「香川県」 41→ 92(増加51)
「佐賀県」144→205(増加61)
「長崎県」 56→112(増加56)
「大分県」240→301(増加61)
以上のように、全国的に大きな増加があり、日本列島のどちらかといえば中央付近での大地震の前兆である可能性が大きいです。
11月12日13:00のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」、「日本全国広域」で、相模トラフとほぼ平行に伊豆半島の南端付近から震源深さ100キロ程度のドットが4個並ぶ状況があり、また、11月の関東地方の震度1以上地震の地震数が10月から見て半減しているため、関東付近での大きな地震が切迫している可能性が高いです。
今後、24時間から2週間程度で、例えば伊豆鳥島での大津波を伴ったM7以上地震とか、東京湾北部の震源深さ70キロから90キロ程度のM7地震などがあり得ると思います。
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