新型コロナウィルスがもたらす未来の社会 IN DEEP というブログがあり、そのまぐまぐでのメルマガがあるのですが、それに預金封鎖の可能性や食料配給のことも触れられていました。自分としては、ほぼ確実にそれ以上のことが起こりつつあると考えています。日本で預金封鎖がされた第2次世界大戦終了後は、極端な物資不足があったわけですが、基本的には食料がぎりぎりで確保されていました。都市部では食料がなく、農村部へ着物などを持って行って物々交換をしていたということを聞いたことがありますが、日本全体で見て絶対的に食料不足が起こっていたわけではないのです。 食料配給の前提としては、配給できるだけの食料が確保されていることがあります。しかしながら、自分は、今後、それさえも出来ないほどの絶対的な食料不足が少なくとも一時的には来るだろうと考えています。その時には、結果的に社会が相当程度に荒れるでしょう。 先日の報道で、新型コロナウィルス感染拡大防止のための自粛で職を失った20代の若者が強盗殺人をしたという報道がありました。現状は、まだまだ社会全体の危機とは言えない段階ですが、今後どうなるか、とても危惧しています。 アメリカでは、屠殺場の封鎖により、農家で家畜が大量に処分されているそうです。牛や豚、鶏などがただただ無駄に殺されているのです。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために屠殺場の閉鎖がされていることが口実として使われています。短期的な利益を重視しているため、ある程度でも長期的な視点に立てばごく当たり前に見えてくる危機が無視されているのです。農家へ、家畜を飼い続けるための補助金を出すことで、相当簡単にこういった事態は回避できたはずです。 様々な形で、飢餓が誘導され、暴動が演出されつつあると思います。アメリカを始めとして、日本でも略奪などが日常化する可能性が高いと思われます。 食料とエネルギー資源の確保が最も深刻な問題です。財政破たんそのものは円安を通じて食料と石油などの輸入が困難になることが大きな問題であり、食料とエネルギーの確保が出来ればあまり大きな問題ではないのです。
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